なぜ大手広告代理店の年収はそんなに高い?

大学生の就職ランキングで毎年上位に入ってくるのが広告代理店です。

この傾向は昭和の時代からありましたが、最初から人気が高かったわけではありません。

いつの時代もそうですが、ランキングの上位に入るにはその時代を反映していることが必要です。

つまり、時代によりランキングは常に変化しています。

就職ランキングにおいて単純なことを言いますと、名前が知られていることや高収入であることが大きく影響してきます。

この理由はわざわざ説明するまでもありませんが、いわゆる世間体と言ってもいいかもしれません。

大手広告代理店がランキング上位に入るのはまさにこの2つの条件を満たしているからですが、最初からこの2つの条件を満たしていたわけではありません。

有名であることと高収入は「鶏と卵の関係」に近いものがあるのですが、言えることはどちらかを満たすと必ず残りの要因もついてくることです。

例えば、名前が知られますと自然と高収入になりますし、高収入になりますと名前を知られることになります。

では、大手広告代理店が両方を満たすようになったのは「いつか」と言いますと、日本のメディアの発達が大きく影響しています。

そして、メディアの発達は日本の産業の発展にも大きく影響しました。

ここで広告代理店の存在が大きくなってきます。

そうなりますと、次は広告代理店業界での競争になるのですが、ここで勝ち残った会社が大手として名乗れるようになります。

このようにして大手広告代理店は誕生しました。

次に、その大手広告代理店で働いている人たちの収入が高い理由は「あらゆる業界の売上げに関わっているから」です。

おそらく今の日本の産業界で広告に無関心で成功することはあり得ません。

それほど広告というのは企業の業績に大きな影響を与えています。

ここに大手広告代理店が高収入を出せる理由があります。

広告にもいろいろな種類がありますが、最も華やかでわかりやすいのはテレビ業界です。

このテレビ業界でスポンサーになるにはテレビ局のスポンサー枠を持っている広告代理店に頼るしか方法はありません。

つまり、広告代理店が番組を作るうえでのいろいろな権限を持っていることになります。

ですから、テレビが放映できるのはスポンサーがお金を出してくれるからです。

そのお金で出演者やスタッフのお給料が捻出されます。そのスポンサーに力を持っているのが広告代理店です。

つまり、メディアの構造が広告代理店が自分たちが有利な立場を確保できるような仕組みなっていることになります。

有利な立場とは「強い立場」にほかなりません。そのような立場ですので働いている人に高収入を支払うことができます。

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